-与那原通(よなばるつう)-

番外編:久高島フボー(クボー)御嶽

東御廻~い特集の番外編。

東御廻~い14カ所を巡ったら、ぜひ久高島まで足を延ばしてみましょう。

琉球開びゃく神話に登場する7御嶽(うたき)のひとつ、久高島のフボー御嶽です。

 

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正確には、フボー御嶽はこの森の奥を進んで行ったところにあります。

昔は男子禁制で女性は入れたようですが、現在は男女とも出入りは禁止されているため、中の様子は分かりません。(久高島へ行く前に、与那原町図書館で借りた比嘉 康雄さんの本に写真なども詳しく掲載されていました。ご興味のある方はぜひ与那原町図書館へ!)

 

このフボー御嶽の看板には、東御廻~いのマークがついています。

 

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東御廻~いは現在14カ所がメジャーなルートとなっていますが、この14カ所に久高島が含まれていないがないのに、なぜ東御廻~いのマークがあるのだろう?と思いませんか?

 

東御廻い.com」などにもあるように、東御廻~いは琉球神話に登場する「アマミキヨ」がキーワードになってきます。

 

久高島には、このアマミキヨが最初に降り立った地とされる「カベール岬」や、五穀の種が流れ着いたとされる「伊敷浜(いしきはま)」などがあり、琉球王朝では隔年で2月の「麦シキョマ」と呼ばれる行事では久高島へ参詣し、4月の「稲シキョマ」と呼ばれる行事では、現在の東御廻~い14コースを巡拝していて、この2月と4月の祭祀を合わせて東御廻~いと呼んでいたようです。

 

久高島の村落にある「外間殿(ふかまでん)」。

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看板などないので迷いましたが、ちょうど島のガイドさんが案内していたので、「外間殿はここですか?」と聞くと、ガイドさんが「そうですよ、僕は内間ですけど!」って教えてくれました。(笑)

 

琉球王朝時代に祭祀をとりしきる女性聖職者「ノロ」が任命され、そのうちの一人「外間ノロ」が出たおうちだそうです。

もう一人のノロ「久高ノロ」の「久高殿」もすぐ近くにありました。(久高島の島内には、フボー御嶽や外間殿など、20カ所をこえる拝所や祭祀場があると言われています。)

 

久高島は、整備された観光名所らしいものはほとんど何もないのですが(唯一?カベール岬に向かう途中、島の西側にロマンスロードという海沿いのゴキゲンな道があります!)何もないからこそ離島の良さを感じる島だと思いますし、神の島と言われるだけあって、パワーもいっぱい、元気になれる島ではないでしょうか。

 

 

与那原通スタッフからのひとこと

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久高島へは斎場御嶽からほど近い、安座真(あざま)港から高速船やフェリーで15~20分。

久高島に着いたらレンタサイクルで島を回るのがおすすめです。(島の周囲は約8km、回るだけだとほんとにあっという間に回れます!)

 

港からすぐの所に、久高島の島民が生活する集落があり、昔ながらのフクギや石垣に囲まれた風景にも出会えます。集落で出会った島の人たちみなさん気さくで、子供から大人まで、出会うと必ず「こんにちは!」と挨拶してくれます。

また、島にのんびり暮らす猫たちもたくさんいて、絵になること!

もっともっと写真を撮っていたいな~と思いました。

 

船は安座真港から朝9時に始発の高速船があり、久高島からの最終便は17時のフェリーです(冬季は16:30)。⇒久高海運時刻表

 

日帰りでも島内を楽しめますが、もっとじっくり滞在したい方は宿泊施設もありますのでぜひ!(私も次回はぜひ泊りで行ってみようと思っています!)