-与那原通(よなばるつう)-

沖縄県立芸大生による「よなばる特産品開発発表会」へ行ってきました。

2013年2月15日(金)

2月14日(木)与那原町コミュニティセンター2階で行われた、沖縄県立芸術大学の生徒のみなさんによる「よなばるデザイン-ふるさと特産品開発-」発表会に出かけてきました。

 

沖縄県立芸術大学の美術工芸学部デザイン専攻クラスでは、毎年2年次に授業の一環として、沖縄の市町村のふるさと特産品開発に取り組んこられているそうですが、今年は「与那原町」が選ばれたのです!

当日は5つのチームによる5つの特産品の提案の発表がありました。

 

 

まずはAチームの発表から。

プロジェクタに映し出されたかわいい絵。「うさんしーの物語」というすてきなストーリーから始まりました。

 

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うさんしー物語は、与那原の浦島太郎伝説「添髪をひろった男」をもとに作られたお話だそうで、うさんしーはその登場人物の青年の名前。

そのストーリーをもとに作られた、アロマグッズ「ゆなかば」という商品とパッケージがこちら。

 

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与那原の「太陽・海・森」をそれぞれ色分けして、違う香りが楽しめるもの。パッケージもステキですが、ちゃんと「うさんしー物語」の冊子が添えられているのもステキです。

 

 

Bチームは「ゆしりてぃ」ショップでの特産品販売。

与那原にはひじきややんばる船、ケイビン鉄道など、「黒いものが多い!」という発想から、黒で統一された4つの商品が紹介されました。 

 

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左より「やんばる船ケーキ」「与那原こ餅」「石炭アンダギー」「ピリ辛ひじきふりかけ」。

材料はイカ墨などを使って黒くしているそうですが「石炭アンダギー」といったネーミングも面白いですね! 

 

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そしてCチームの「よなばるんるん」チームは、チーム名からして楽しそう!な通り、今後与那原のゆるキャラになるかもしれない!?「いっしー」と「じっしー」によるスマホアプリの提案がありました。

 

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「いっしー」と「じっしー」のネーミングは「石獅子」から来ているそうです。

スマホアプリには「掲示板機能」「イラスト地図機能」「ミニゲーム」 の3つの機能があり、今後さらに増えるであろうスマホやタブレット利用者を意識した、若者ならではの提案でした。

 

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プレゼンの画面も動画を入れるなど、趣向を凝らしたもので、見ている人を飽きさせません。

 

 

続くDチームのみなさんは、全員がおそろいのこんな恰好で登場!

 

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ピーン!と来た方も多いのではないでしょうか。こちらのチームの提案は「ケイビン鉄道」がモチーフです。

かつてこのケイビン鉄道の駅のあった与那原の「交通の流れ」に着目し、新しく発展をとげる「東浜」の人たちと、昔からある与那原の地区の人たちとの「人の流れ」に焦点をあて、与那原全体がつながるようにとの願いから考え出されたものです。

 

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こちらはかなりスケールの大きな提案で、与那古浜公園あたりを想定して、そこに「鉄道レストラン」、特産品などを販売する「ホーム」、綱曳資料館まで往復する「馬車のりば」の3つのエリアがあり、鉄道レストランでは、ひじき入りの石炭オムライスや赤瓦パフェ、綱曳きパンなどが食べられるそうです。(ぜひとも食べてみたいですね~!)

 

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最後はEチームの「わらわらワークショップ」は、モノづくりではなく「コトづくり」特産品の提案。

モノによる特産品を販売して経済的な豊かさを求めるのではなく、「自然とのふれあいを大切にする」「人間関係のゆとりと交流」を求めることによって、町民の暮らしを充実させ「より豊かな与那原」を目指すというもの。

与那原大綱曳後の大綱を使った工作の体験教室をひらき、子どもから大人まで参加してもらうことで世代をこえた交流や、製作後に作品を「より集う木」というひとつの木に飾っていくことで「人がより集う」ことを目的とした提案でした。

 

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ワークショップは学内はじめ、与那原町役場の職員の方々にもチャレンジしてもらったようで、役場の方たちが楽しそうに体験されている動画なども紹介されていました。

 

 

どのチームも趣向を凝らした発表内容で、2時間弱の発表時間はあっという間に終わりました。

学生たちの若く瑞々しい感性、発想力豊かな内容は、さすが芸術を学んでいるだけあって、うーむ!とうならされるものばかりでした。(プレゼンも、かわいいイラストが散りばめられていたり、動画なども効果的に使われていて、私自身とても勉強になりました。)

役場の方からは、「すぐにでも商品化したい!」「ゆるキャラとしても検討したい!」などの感想もあり、生徒のみなさんも大きな手ごたえを感じられていたのではないでしょうか。

 

 

実は今回の発表会は、生徒のお一人の方と、とある仕事でお知り合いになったご縁でお知らせ頂きました。

学生の方たちが与那原のことを調べる際に、「与那原通」を参考にして頂き、与那原について話しを聞く機会をリクエストされていたのですが、残念ながらお互いのスケジュールが合わずかないませんでしたが、私たちスタッフもほんのちょっぴりでもお力になれたようでうれしく思っています。

これからも生徒のみなさんのご活躍をお祈りするとともに、5つの特産品が現実のものとなって羽ばたいていく様子をお伝えできたらな、と思っています。

 

5つの特産品は、2月20日まで与那原町コミュニティセンター2階と与那原町役場で展示されていますので、ぜひお出かけ下さい。

県立芸大の生徒さんも常時いらっしゃるそうですので、気軽に声掛けしてみて下さい。

 

 

沖縄県立芸大のみなさん、お疲れ様でした!

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写真・文/morie