-与那原通(よなばるつう)-

響き渡る弦楽器の音色に心癒される ──聖クララ教会の新春文化コンサート2014

2014年2月13日(木)

聖クララ教会(与那原カトリック教会)の新春文化コンサート

 

主催は沖縄県建築士会・島尻支部。20世紀の建築の歴史的・文化的重要性を多くの人に知ってもらいたいという思いから、日本の近代建築100選(DOCOMOMO100選)に選ばれた聖クララ教会で、毎年開催されているコンサートです。

 

2007年よりスタートしたこのコンサートは、多くの人に愛されて、今年で8回目。

聖クララ教会ファンの一人として、わたしもずっと行きたいと思っていましたが、今回、ようやく行くことができました。

 

「聖クララ教会って、何?」という方は、過去記事もぜひご覧ください。^^

与那原通「町歩き」記事

 

●与那原で多くの建築家と建築ファンが訪れる場所といえば…

http://yonabaru-too.com/walk/6678.html

 

●聖クララ教会のラサール神父とおしゃべりした話

http://yonabaru-too.com/staff_blog/12002.html

 

 

さて、当日の夕方、少し早めに教会へ。

すでに駐車場はいっぱいになっていて、たくさんの人たちが教会に向かって歩いていました。

やはり人気のあるコンサートなんですね〜。

 

聖クララ教会の聖堂

 

道路正面側の入口から聖堂内に入ります。前回来た時から9ヶ月ぶりぐらい?

なんだか懐かしい気がします。

 

開演まで少し時間があったので、修道院の方の見学をさせてもらいました。

(とはいっても、ゆっくりとできるほどの時間はなかったので、ざざっと駆け足の見学です。)

 

聖クララ教会の回廊

 

修道院の中庭を右手に見ながら回廊を進みます。

 

廊下の左手には個室が並んでいて、その中のひとつの室内を見ることができました。中は4畳ほど?のスペースで、小さなベッドと机と簡素なクローゼットだけの本当にシンプルな個室。でも、木の床に木の机や椅子の素材感からなのか、どこかあたたかみの感じられる部屋でした。

 

回廊に置かれた椅子

 

各個室の前には椅子が並んでいました。

きっと気候がよい時期には、中庭から日差しが降り注ぐのでしょう。 明るい光の下で読書したり、ぼーっと外の景色を眺めたりできそうですよね。

 

聖クララ教会 洗濯室

 

途中、地下の洗濯室とシャワー室ものぞいてみました。

部屋自体は古めかしい感じがしますが、きちんと片付いていて清潔感があります。

 

聖クララ教会 シャワー室

 

レトロ感漂うシャワー室も素敵です。

特に床のタイルがいい感じです。

 

他にも、図書館や会議室やら気になる部屋がありましたが、今回の目的はコンサートなので、省略します〜。

 

聖クララ教会 回廊

 

こうして、中庭を取り囲んだ回廊をぐるっとまわって、また聖堂の方へ戻ってきました。

(上の写真のつきあたり左が聖堂になります。)

 

 

聖堂に戻ると、席はほぼ満席になっていました。いよいよ開演です。

まずは、沖縄県建築士会 島尻支部の根路銘安史さん(前支部長)から開会あいさつ。話の中でこの新春文化コンサートを聖クララ教会で開催している理由の説明もありました。

続いて、DOCOMOMO Japan前幹事長の兼松紘一郎さん、与那原町の福地斉副町長の来賓あいさつがあり、その後、演奏が始まりました。

 

※今回はあくまで観客として演奏を楽しんだので、演奏中の写真はあまり撮っていません。^^; できるだけ邪魔にならないように客席から撮った写真は写りもあまりよくないのですが、コンサートの雰囲気をお伝えしたいので、少しだけ掲載しておきますね。

 

新春文化コンサート演奏の様子1

 

プログラムの第一部は、バッハのバイオリン協奏曲、パッサカリア、愛の挨拶、アヴェ・マリアなど、主にクラシック系の曲が中心。

 

第二部は、ロシア民謡の黒い瞳をはじめとして、七つの子、リンゴ追分、そして沖縄民謡とバラエティに富んでいました。

 

ちなみに、沖縄民謡の中で演奏された「与那原綱引き歌」は後半の力強く軽快な演奏が祭りの雰囲気をよく表していて、観客が一番盛り上がった気がしました。(やっぱり、よなばるんちゅのが多かったのかな?)

 

新春文化コンサート観客席

 

聖堂内にはコンサートホールのような洒落た照明はないけれど、とてもいい雰囲気で、観客の皆さんは静かに演奏に聴き入っていました。

 

この日の演奏者

(※プログラムより)

 

  海勢頭 愛(ヴァイオリン)

  新垣 好美(ヴァイオリン)

  川崎 達(チェロ)

  石川 文乃(ヴァイオリン)

  片倉 多恵(ヴィオラ)

  奥平 めぐみ(ピアノ)

 

新春文化コンサート演奏の様子2

 

最後にアンコールがあって、たくさんの拍手の中、コンサート終了。

第一部と第二部の間に休憩をはさみ、約2時間ちょっとのコンサートでしたが、ほんとにあっという間でした。

 

聖クララ教会から見た与那原の夜景

 

すでに夜も更け、聖堂内から外を見ると夜景がきれい!

コンサートの余韻もあって、見慣れた与那原の町並みがなんだかロマンチックに感じられたりして?

 

夜の聖クララ教会

 

静謐な雰囲気が漂うクララ教会で聴く美しい演奏。

この日は夕方から少し肌寒くなったのですが、ひんやりと澄んだ空気の中に響き渡る弦楽器の音色がとてもよかったです。

忙しい日々が続く中で、心洗われるようなひとときを過ごせました。

 

開会のあいさつをされた根路銘さんによれば、この新春文化コンサートはこれからも続けて行きたいとのこと。今後も多くの人々に愛されて、新たな与那原の人気イベントのひとつになっていくかもしれないですね。

 

まだ行かれたことのない皆さん、機会があれば、ぜひ一度行ってみてください。

与那原大綱曳とはまた全然違う雰囲気の与那原を楽しめますよ。^^

 

 

コンサートの情報は以下のサイトやfacebookで。

 ●社団法人 沖縄県建築士会 http://shikai.or.jp/

 ●facebook 公益社団法人沖縄県建築士会

 

写真・文 fuu