-与那原通(よなばるつう)-

第11回 あかぎフェスティバル「くるくる町」

2010年11月9日(火)

与那原町立あかぎ児童館で11月6日(日)、第11回 あかぎフェスティバルが開かれ、メーン会場に出現した「くるくる町」は多くの「町民」で賑わいました。

 

遊びを通してエコを発信する「くるくる町」は、「役場」で住民登録をすれば誰でも「町民」になることができ、買い物やゲームを楽しむことができます。

 

役場と銀行

 

住民登録の手続きに必要なのは、名前と地区名、そしてなんと年齢も!?

 

登録が終わると、銀行で5エコマネーがもらえます。

 

エコマネーは、「くるくる町」だけで使えるお金の単位のこと。例えば手づくり工房でデコスイーツを作りたければ4エコマネーを、美容室でネイルをしたければ1エコマネーを支払うという仕組みになっています。

 

 

手づくり工房

左/手づくり工房のキット売場 右/牛乳パックを再利用したホイッスルは、とても単純だけど、りっぱな音が鳴ります

 

 

エコマネーの使い方は自分次第。「手づくり工房」で牛乳パックホイッスルやデコスイーツ、木工などを作る人もいれば、「ゲームランド」で輪投げやペットボトルつりをしたり、「美容室」でネイルやフェイスペイントなどのおしゃれを楽しむ女の子も。選ぶワクワク感を楽しみながら、何に価値があるのか、何が必要なのか、子どもたちは、自分で“選択”することを学びます。

 

「町」を運営しているのは、こどもエコクラブのメンバーや、高校生ボランティア、そして父兄など。

 

高校生のお兄さん手づくり工房では、高校生ボランティアのお兄さんが、木のオルゴールづくりに取り組む子どもを見守っていました。自分でやり遂げる大切さを教えるために、余計な手を出さずに約1時間半、辛抱強くつき合っている姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

輪投げ一方、ゲームランドでは、午前中の舞台でダンスを披露した、“今どきの高校生”が、小さな子どもを励ます微笑ましい姿も見られ、異年齢交流から“思いやり”も生まれていました。大人が口を出さない方が、子ども同士の秩序ある社会が作られることってあるんですね〜。

 

 

 

 

 

お金を使い果たしたら、ハローワークで仕事を探すこともできます。

 

ハローワーク

 

5分間働くと、エコマネーで給料がもらえるのですが、子どもたちは仕事選びも真剣。希望する仕事がないと、空きが出るまで待つ子も。ここでも就職は厳しいようです(^_^;)

とことん遊んでお金がなくなったら働くという子もいれば、ひたすら仕事をしてお金を貯める子も。性格が表れていますね。

 

 

この日ばかりは、子どもが主役!? と思っていたら、お母さんたちも楽しんでいました。

中でもデコスイーツづくりは、お母さんたちに大人気。1時間足らずで完売です。

 

親子

 

今回、初めて参加したという照屋優子さん・琉華ちゃん親子(写真左)は、「親子で一緒に何かを作ったのは初めて。いい思い出になりました」とご満悦。デコスイーツづくりに真剣に取り組んでいました。同じく初参加の玉城牧子さん・春日ちゃん親子(写真右)は、「いろいろなことが体験できてとても勉強になりました」と作品を前にピース。デコスイーツやホイッスル、木のオルゴール、エコクラフトなど手づくり工房をすべて制覇していました。

 

取材する前は、「模擬社会といっても、たかがお遊び(失礼!)」と見くびっていましたが、「住民」として「くるくる町」に参加して、お金の使い方やエコロジーを見直す良い機会になりました。

 

というのも、デコスイーツを作ろうと4エコマネーでキットを買ったのはいいのですが、大人気のためタイミングが合わず、結局作ることができませんでした。混雑を予測して計画的に行動していれば無駄にすることもなかったと反省。来年こそは、計画的にエコマネーを使おうと誓いました。

 

子どもたちのユニークな発想で、毎年進化を続けているという「くるくる町」。来年は、どんなお店が出てくるのか、楽しみです。

 

皆さんもぜひ、来年、参加してみてくださいね。