-与那原通(よなばるつう)-

東浜地区の発展に欠かせない、東浜自治会の活躍!

2011年10月6日(木)

沖縄県の人口が140万人を突破(県統計課・2011年8月1日現在)! その理由には高い出生率と移住者の増加があげられている。そして…、市町村別の増加率で栄えある1位に輝いたのは、わが与那原町! 前年同月比で4.6%も増えているらしい。

 

その牽引力となっているのが「東浜」だ。新たなお店の出店が続き、アパート建設も留まるところ知らず。さらにこの9月には東浜地区コミュニティセンターも落成。発展し続ける理由を、東浜自治会長に聞いてみた。

 

 

3つの橋

▲写真上から「ゆめなり橋・平成12年3月完成」「東浜橋・平成19年9月完成」「えびす橋・平成21年2月完成」

「東浜は3つの橋で与那原の市街地とつながっている、いわば浮き島です。なにもかもが新しい街なので、自分たちの街は自分たちで守ろうと私たちは、1年以上前から防犯・防災活動に取り組んでいます」と語る國仲健次自治会長。

 

沖縄本島に住む息子や孫の近くで暮らしたいと、故郷宮古島から東浜に引っ越してきたのは5年半ほど前。当時、東浜にはショッピングモールもカフェもなく、雑草が伸び放題の空き地だらけだったという。

 

そんな東浜も今では、おしゃれなお店や一軒家が連なり、与那原町の新興住宅地&商業地域として発展し続けている。

 

國仲さんに、東浜自治会立ち上げの声が掛かったのは、約4年前。「この土地に不慣れな人々のために人肌脱いでくれないか」と、与那原町の交通安全推進委員として活躍していた國仲さんに白羽の矢がたったのだ。

「全くゼロからの立ち上げで苦労しましたが、自分たちの地域やここに住む子どもたちの安全は、自ら守ろうという思いで、防犯・防災活動の啓蒙に力を入れてきました。ここ東浜には、私を含めて、離島・県外、さらに海外から多くの人たちが、夢や希望、ロマンを求めて移り住んでいます。そんな人たちにとって住んで良かったと思える街にしたいですね」と東浜への強い思いを語る。

 

 

東浜

▲新興住宅地として人口が増え続ける東浜地区

 

現在、東浜の世帯数は、946世帯(2011年8月末現在)。東浜自治会が立ち上がってから約3年半の間に急激に人口は増え、現在は約2400人が住んでいる。

 

2008年4月に90世帯でスタートした東浜自治会も、今では257世帯に増え、観月会や餅つき、クリスマス(子ども会)などのイベントを活発に行い、毎回300名〜400名が集まるという。

 

でも自治会といえば任意団体。気になるのが財源だが…。

 

國仲会長

▲東浜自治会会長の國仲健次さん

「財源を作るのは会長をはじめとする役員の仕事ですが、正直大変です。その対策として力を入れたのが、賛助会員の募集です。賛助会員とはこの地区で事業を展開する事業者の方々で、この会に賛同いただくために嘆願書を作成し、お願いにあがりました。東浜地区のためならと、ご理解いただき、今では物心両面でサポートしていただいています」。

 

 

 

防犯パトロールカーを提供してくれた次郎工業さんをはじめ、テントを寄贈してくれた金秀グループさん、さらにテント寄贈に加え地区の清掃活動を従業員総出で行っている興洋電子さんなど、事業所のサポートが大きな力になっていると國仲さんは強調する。

 

賛助会員

▲写真左/次郎工業さんからの寄贈された青色回転灯をつけた防犯パトロールカーは、青い光を放ちながら夜間の街を巡回 写真右/商業中心地のマリンプラザの存在も、防犯に役立っている

 

 

一方、賛助会員の一人、東浜でランドリーとアパートを経営する、「コインランドリーカフェ東浜」オーナーの金城恵子さんは、「お世話になっている地域の人々に少しでもお役に立てればと思い賛助会員になりました。ランドリーは夜遅くまで営業しているので防犯の面でもお世話になっています。会員になって感じたのは、東浜はまとまりがあっていい雰囲気だということ。何をするにもチームワーク良く取り組んでいるので、発展していくスピードも早いですね」と賛助会員としてのメリットを語る。

 

自治会は、國仲さんをはじめ、副会長、会計、書記などの役員をはじめ、経費の使い方やイベント実施などを決定する評議委員、そして班長などで運営。

 

一般会員の自治会費は、世帯毎に月額500円、賛助会員は月額1000円を徴収しているが、徴収に際しては12班の各班長が2カ月に1度、集金している。

 

 

交差点

▲交通量が増えたゆめなり橋からえびす橋へと抜ける交差点には、自治会の働きかけにより信号機が設置されることになった

 

自治会費や寄付金のほか、周辺公園の清掃や草刈などを与那原町から委託で受け、その委託業務費用も自治会費用に計上。これらで得た収入は、親睦会や防犯パトロール、子どもたちの登校時の交通安全指導、防犯灯の電気代、広報誌あがり浜だよりの製作費などに使われている。さらに街の安全を守るための信号機設置やコミュニティセンター建設などの要望を行うなど、その活躍の場所は広がっている。

 

そしてこの度、恐竜公園の隣に東浜地区コミュニティセンターが完成。指定管理団体に認定された東浜自治会により、そのお披露目会が10月2日に行われた。

 

 

コミュニティセンター

▲調理ができる実習室などを備え、サークル活動の場としての活用が広がる東浜地区コミュニティセンター

 

夕方5時の開会に合わせて、お昼過ぎには会員の皆さんが集まり、会場設営の準備。地域一丸となって取り組んでいる様子が伺われた。

お披露目会には、一般会員の住民の皆さんをはじめ、賛助会員の事業所の方、そして来賓を合わせ約150人が集まり、大盛況。

 

お披露目会

 

古堅与那原町長の来賓あいさつや、自治会を支援し続けている事業所への感謝状の贈呈に続き、与那原町議会の仲里司議長の乾杯の音頭で宴がスタート。山川まゆみさん率いる「島うた少女“テン”」の民謡ショーでは、カチャーシーファンが前に出て踊り出す一幕も。

散会後も、名残惜しそうに帰ろうとしない人々。東浜地区の仲の良さ、絆の強さが伺えるお披露目会だった。

 

数年後には、人口が4000人になると予想されている東浜地区。今後の発展、そして地区のまとまりに奮闘する東浜地区の活躍に、まだまだ目が離せそうもない。

(記:czwrite)