-与那原通(よなばるつう)-

運玉森初登頂!与那原から東シナ海を見る

2010年10月28日(木)

「あそこに見えてる山?丘?どうやって登るんだろう?きっと眼下に与那原を見下ろせて景色がいいに違いないんだけどなあ…」

 

与那原町から見た運玉森

 

与那原に住んで10年。いつかは登ってみたい!と心に秘めて暮らしておりました。

 

「あそこに見えてる山」とは、運玉森(うんたまもり)。方言で「うんたまむい」と言う、標高158mの小さな山です。

与那原町とお隣の西原町にまたがっていて、その昔「運玉 義留(うんたま ぎるう)」という沖縄芝居に登場する架空の義賊が住んでいたとされる山で、1989年には「ウンタマギルー」という映画も作られているので、沖縄の方にはなじみの深い山のようです。

 

何年か前に、ネットで見つけた登山ルートらしきものを頼りにふもとまで行ったはいいけれど、登山道の入り口が分からず、知り合いの町民に聞いても登ったことがある人はおらずで登山はあきらめていました。

 

ところが先月、役場の方がToo-tterで

 

「東部消防署が運玉森で放水訓練を行うかも」

 

とつぶやかれていたので、もしかしたら役場に聞けば登山ルートが分かるかも!?と問合せしてみたところ大正解!与那原町役場企画総務課の方が消防署に問合せてくれて、登山口までの案内図を送って下さったのです。

 

ということで、秋晴れの日に、与那原通メンバー3名で念願の運玉森登山へと出かけました。

 

今後もしかしたら沖縄本島で登山を楽しんでみたいと思われる方もいらっしゃるかもしれないので、道途中からの行き方を簡単に写真入りで説明しておきます。※これより下の道順と写真はページ下のGoogle地図B地点からのものです。

 

左手に「日進設備工業」の看板が見えたら⇒ そこを右折し、ず~っとまっすぐ進みます⇒ 右手に登り坂があるので右折します
左手に工場を見ながらまっすぐ進みます⇒ 左手にサン興産業を見ながらさらにまっすぐ⇒ 前方にバナナ畑が見えてきたら
右手に見える坂道を右折し坂を上ります 車止めがあるので手前に車を止めました さらに坂を登ると右手に赤い三角マークの登頂口

 

この赤い三角印の階段を登りはじめてから15分ほどで登頂できます。

 

が、15分と言っても、軽装はやめた方がいいです。

前日まで雨降りだったせいもありますが、この山の地質自体、粘土質のようで、ぬかるんでいて滑りやすかったり、背丈くらいの草が行く手を覆っていたりのけっこうジャングルチックな山でした。

長袖、長ズボン、滑らない靴、帽子、途中ロープが設置されていますが、そのロープを持ちながら上り下りの場面が多かったので軍手は必需品、両手をあけられるようにリュックやウエストポーチの格好がベストです。

 

あと、アフリカマイマイやかたつむりがゴロゴロ、トカゲがチョロチョロ、頂上手前にはでっかい蜘蛛の番人が大きな巣を張ってるし、おかげさまでハブには出会わなかったけど、昆虫嫌いな方は諦めた方がよさそうかな~?

 

あ、もちろん、花や蝶々、木の実など、こんな小さな山ですが、美しい自然やめずらしい植物にもたくさん出会えます。

 

メンバーみんな息切れしつつも(ん?私だけ?)無事に頂上に到着!!
頂上は5m四方くらいの草むらで、国土地理院の三角点の標識が立てられています。

 

想像以上に気持ちいい景色!眼下に広がる太平洋のパノラマ、空も晴れ渡り爽快です。

 

 

▲パノラマ機能のないカメラなのでカメラを動かして撮り、パノラマ風に貼り付けてみました!

 

 

 

▲眼下に広がる与那原の町、マリンタウン、青い海の先には知念半島や久高島が見える

 

 

南西方向は木が生い茂っていてあまり景色が見渡せませんが、メンバーが叫びました。

「あっ!あの先に見えるのは東シナ海では!?」

 

 

ほんとだ~!!

太平洋に面している与那原から太平洋が見れるのは当たり前ですが、沖縄本島の西側に広がる東シナ海が与那原から見られるとは、長年住んでいて初めての発見です!!

蜃気楼のように、遠くに浮かび上がる幻想的な東シナ海をしばし鑑賞して下山しました。

 

 

登りは急な坂で息切れしましたが、下りはぬかるんだ道を下るのに「す、すべるもんか!」とヘンな力が入っていたのか、これまたけっこう疲れました。

たかが標高158m、15分とあなどるなかれ…頂上からの絶景も去ることながら、運動不足の解消にももってこいな運玉森でした。

 

もしかしてここからだと海から上がってくる日の出を見られるのでしょうか?

だとしたら、絶好の初日の出スポットになるかもしれませんね!?

 

標識とか立て札とかあればいいのにな~と思ったmorieでした

 

 

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