-与那原通(よなばるつう)-

町を見守る石獅子たち

2011年12月15日(木)

みなさんは与那原の国道331号線沿いに石でできたシーサーを見かけたことはありませんか?

沖縄の屋根や門にいるような立派なシーサーではなく、とても古そうで、まあシーサーだと分かるけど、僕たちが普段見かけるシーサーとは異質の物。

いつものように車で国道を走っていると一緒に乗っている子供に聞かれました。

「あれはシーサーなの?雄なの?雌なの?」 正直答えに困りました。

そこで与那原にもいくつか石獅子があると聞いていましたが、いくつあって、どこにあるのかを探索しながらご紹介したいと思います。

まずネットで調べてみると、沖縄県内には約40~50体の石獅子があるようで、村落の入り口などにあり、村落獅子とも呼ばれ、フーチゲーシ(邪鬼返し)やヒーゲーシ(火返し)等の厄除けとして置かれているのが多いようです。

戦前はもっとあったようですが、戦争で壊れてしまったとか。また、南部に集中しているようです。

それでは我が与那原町の石獅子達をご紹介しましょう。

まずは上与那原区の石獅子(ジェフの裏側の道沿い)

駐車場の入り口付近にあり、ぶつかるのを防ぐ為に鎖の囲いで保護されています。

大きな目と大きな口で、奥に舌が見えます。耳は垂れてるのか無いのか。

位置的にも与那原の入り口を守る役なのかな?

次は新島区(国道331号線沖縄銀行向かい側)

ここはご存知の方もたくさんいるでしょう。

なかなか顔立ちもはっきりしています。「ニィ~~ッ。」と口を横に広げて笑っているようにも見えます。

(この石獅子が雄なのか雌なのか。口が半開きですが、閉じてないから雄かな?)

国道を通る車や通行人の安全を笑顔で見守っています。

またまた同じ新島区(これを探すのに苦労しました。)

これは他のと比べると小さいですが、顔や形は先程のとよく似ています。

草陰に隠れて密かに見守っているような恥ずかしがり屋な感じの石獅子です。

続きまして、中島区の石獅子(大田材木店近く)

中島区には2つ石獅子がありました。その一つがこれです。

顔は新島区の石獅子と似た様な感じですが、体がゴリラみたいで面白い!

ちょっと前かがみに見えて、ちゃんとした土台に座っています。

中島区のもう一つの石獅子(先程の場所から100m程東向け)

な、なんと頭に木が乗っかっています。。

「木が乗っかっちゃったまんまでいいの?」と突っ込みたくなりましたが、

木と頭がかなりフィットしていて、そんな重たい木が顔に乗っかってても全然気にしていないさわやかな顔を見ると、自分の悩みが小さく感じてしまうような、そして
勇気をもらったような気がしました。

アリガトーゴザイマス!

そして最後は、板良敷区の石獅子(国道331号線沿い海側)

この石獅子は結構古そうで、鼻があって口が開いているのは分かるが目から上があまりはっきりしていない。足もあとから付け足したような形をしている。

これまでに紹介した石獅子とも顔や形が違う。

この石獅子の写真を撮っている時にふと子どもの頃を思い出した。友達とふざけてこの石獅子の鼻に指を突っ込んだり、頭をペシペシ叩いたりと、今思えばなんて罰当たりなことをしてしまっていたのだろうか。

かなり遅くなりましたが、ゴメンナサイと謝りました。

ネットでは与那原町内には7体あると書いてありましたが今回は6体しか見つけられませんでした。

(他にも与那原町内で石獅子がある場所をご存知の方はご一報を下さい。)

この石獅子達はこれからもずっとわたしたちの町を見守ってくれる頼もしい存在だと感じました。

そしてわたしたちも石獅子達を大切に残していかなければならないなと思います。

それでは最後に問題です。

3番目に紹介した探すのに苦労した石獅子の場所はどこでしょうか?

ヒントはえびす通り沿い、Yunaさん、与那原食堂さんの近くです。

お近くを通る方はお時間があれば探してみてくださいね。

写真・文:come_san


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