-与那原通(よなばるつう)-

「与那原まちあるき」体験♪

2012年7月4日(水)

地元ガイドと一緒に町中を散策する“町歩きツアー”が、県内あちこちでちょっとしたブームですが、ここ与那原でもついにスタート! 7月1日(日)、与那原で初めて開催された「まちあるき・聞得大君と与那原発祥ゆかりの史跡巡り」に参加しました。

 

午前10時半、与那原町コミュニティセンターに集合。改めて地元を歩いてみたいという好奇心旺盛な方々が集まりました。ガイドの吉村さん(NPO法人自然体験学校)からコースや注意事項の説明があり、簡単なストレッチをして出発~!

 

まずはコミュニティーセンター裏の拝所、「御殿山」へ。ここは、沖縄に古くから伝わる聖地巡拝行事「東御廻り(あがりうまーい)」の巡礼地のひとつ。東御廻りのコースでは、首里出発後、最初に立ち寄るのが与那原なのです。

 

拝んでいる方がいたので、少し離れたところでガイドさんの解説を聞きます。天女が舞い降りたという伝説や、琉球王国最高神女・聞得大君の史話など、これまでなんとなく読んだり聞いたりしていた話も、実際にその場所で解説してもらうと興味が深まり、見慣れた風景もちょっと違って見えてくるから不思議です。

 

「御殿山」を後にし、路地裏から移動。

キョーレツな日差しの中、水分補給も忘れずに!

 

2カ所目は、東御廻りの御用水を献じた所と伝えられる「親川(えーがー)」です。

ここは昔から水が豊富な場所。井戸跡に建てられた拝殿内をのぞいたり、今も生活用水として使われている(※飲むことはできません)湧き水に触れたりしました。隣接する綱曳資料館内には戦前の親川の写真が展示されています。

 

えびす通りに出て、商店街から住宅街へ。

えびす通りでは、この日お昼から開催される軽便市の準備が着々と進んでいました。知り合いを見つけて挨拶を交わす参加者も。地元~!な雰囲気がいいですね^^

 

次に訪れた拝所は、住宅地にひっそり佇む「宗之増(そーぬまし)」と「阿知利世主(あちりゆーぬし」。

「宗之増」とは、字与那原を開拓した人の名前で、ここは与那原発祥の門家を祭っている神屋です(写真左)。そのすぐ近くにある「阿知利世主」は、「宗之増」と一緒に村建てをした有力者。その屋敷跡が拝所となっています(写真右)。「へぇ~そうなの」「ほぉ~~~」。与那原発祥ゆかりの史跡を前に、参加者からは初めて知った!という声も多く、熱心に中をのぞいたり拝んだり。

 

※「御殿山」、「親川」、「宗之増」、「阿知利世主」については与那原通の記事「アブシバレーから始まる与那原大綱曳」、「親川」については「あらためて親川通りを歩いてみたら…」でも紹介しています。

 

拝所の後は、中島区と新島区の石獅子をまわりました。

中島区のひとつめの石獅子(写真左)。「この木はなんだろうね~」「バンシルーじゃない??」と、皆さん石獅子にめりこんでいる木にも興味深々。ふたつめの石獅子は材木屋さんの近くにありました(写真右)。火事から集落を守るために作られたという石獅子。「材木屋が並ぶこの辺りには特に必要だったのでしょう」という解説に、思わずナットク。

 

このふたつの石獅子、離れた場所にありますが、ひとつは口が閉じていて、ひとつは開いている(舌が出ている)ので、雄雌の対になっているのでは?とも言われているそうです。

 

再びえびす通りに戻り、次は新島区のひとつめの石獅子。

歩道にあるのですが、木の陰に隠れていて「まったく気づかなかった!」という人続出(笑)。

 

ふたつめは、国道331号沿い、琉球新報販売店と生地屋さんの間にある石獅子です。

 

あいにく町内の石獅子にまつわる情報は非常に少ないのですが、参加者の皆さんは「どれも表情が似ているね~」「目が上を向いてるのはなんでだろう~」「神様を崇めるという、ニライカナイの精神からじゃないかね~」「あ、そういうことなの?」「これも推測よー」と、石獅子を眺めながらあれこれ話し合ってました。こんなふうに、自分たちで疑問や想像をふくらませていくというのも楽しいですよね。

 

※町内の石獅子については与那原通の記事「町を見守る石獅子たち」でも紹介しています。

 

4ヶ所の石獅子を見てまわったところで、約1時間半の「まちあるき」が終了しました。
※今回のまちあるきルート

 

「大規模な観光地はないけれど、今日知った新たな発見を、たくさんの人にPRしてほしい」とガイドの吉村さん。まずは地元の人が楽しんで、町の魅力をどんどん発信できたらいいですね。「与那原まちあるき」は、これからも定期的に開催されるのでお楽しみに!

 

そして、参加するだけじゃ物足りない、与那原のことをもっと勉強してみたいという方には、ツアーガイドへの道も用意されています!
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受講者募集!
町民ガイドになりませんか?

 

今回の「まちあるき」を機に、町では「町民観光文化ガイド」養成講座の受講者を募集しています。参加する側からガイドする側へ! 講座では、与那原町の新しい観光スポットや歴史、文化財など様々な知識を持ち、「まちあるき」の案内ができる町民ガイドの育成を目指しています。

 

・受講対象/町内在住、在勤、在学の20歳以上の方
・講座開催場所/与那原町コミュニティセンター、町内各所
・受講費用/無料
・募集定員/20名
・申込期限/平成24年7月20日(金)
・申込方法/下記へ電話またはメールで、お名前、ご住所、ご連絡先をお伝えください。
電話/与那原町産業振興課 098-945-2250(担当:具志堅)
メール/ysmrtmy@auone.jp(担当/吉村)

※詳細はコチラ→募集要項/お問い合わせ 講座カリキュラム

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今回の与那原まちあるき参加者には、ちゃんぷる~市のガラポン抽選券が配られました。思わぬし~ぶん(おまけ)を手に、早速ちゃんぷる~市・軽便市へ。午後からは「まちぐゎ~あるき」を楽しみました。

青空の下、どこもかしこも大盛況! 親川通りで立ち寄った金物屋さんマルサでは、店長さんが即席親川通り歴史ガイドをしてくれたのでした^^(写真右下)

 

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