シーサーが見つめるその先は…?(2011年3月25日)
2012年5月9日(水)
黄金色の体で堂々と鎮座し、力強い眼差しを向ける。
陶芸JINのシーサー職人、宮城勝人(みやぎ・しょうじん)さんが手掛ける「黄金釉(こがねゆ)シーサー」は、他では見られない独特の色合いが魅力だ。

▲黄金釉(こがねゆ)シーサー1万2000円~。小型のものから、高さ約90cmの特大サイズまで、お客さんの要望に応じて注文を受け付けている
風水で運気が良くなるという黄色。シーサーでは珍しい色でもある。宮城さんは独自で釉薬を調合し、落ち着きと深みのある黄金色のシーサーを完成させた。
魔除けのシーサーに風水の開運色というダブルパワーで、評判も上々だ。
想いを込め、一体一体丁寧に仕上げていく宮城さん。生まれも育ちも与那原町。祖父が瓦職人、父親が陶芸家という環境の中、幼少の頃から遊びの中で土に親しんできた。
当初は父親の工房を手伝いながら食器類を作っていたが、もともと造形に興味があり、シーサーに傾倒。2001年に独立し「陶芸JIN」を開窯した。黄金釉シーサーをはじめ、「僕の作るシーサーは、古風というのかな。シンプルにカッコよく作りたいと思っています」。
注文を受けるときは、希望の色や大きさのほか、お客さんのイメージを細かく聞くようにしているという。
「たとえば新築の家に置きたいという場合、どこに置くのか、壁や屋根の色、玄関の造りなど、写真で見せてもらうことも多いです」
さらに、「置く場所によってシーサーの目線にも気をつかいます。見上げるのか、景色が海なら水平線など遠くを見つめるのか、それとも上から大地を見据えるか。ほんのわずかな違いでも作り方が変わってきます」
なるほど。これは素人ではなかなか気づきにくい視点かも。シーサーの目線はどうするか?なんて話をしながら注文できるのも、職人である宮城さん自らが直接対応してくれるからこそ。
「与那原は赤瓦が有名だけど、“与那原産シーサー”の存在ももっと知ってもらえたら嬉しいですね」
職人として制作に集中する一方、お客さんとざっくばらんにゆんたくしながら「シーサーはもちろん、カップやお皿も揃ってます」と、“気さくな店長”の顔ものぞかせる。

▲面シーサー5000円~や食器類1000円~など宮城さんの作品の数々が並ぶ。去年(2010年)工房を移転してリニューアルしたばかり
作業台の上に制作途中のリアルな「豚」がいたので訊ねてみると、「あ、これは養豚場から頼まれたんです。こんなのとか、公園のオブジェや祭りに使う小物とか、けっこういろんな焼物作ってますよ(笑)」。
工房は、板良敷の国道331号沿い、ヨーロッパ風建物手前の路地を入ったところにある。気軽に足を運んでみよう。
黄金色のシーサーと目が合ったら…それは運命の出会いかも!?
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【陶芸教室もやってます!】
オリジナルシーサーやマイカップ作りにチャレンジ! 好きな時間を予約すればOK。学校などの出張教室(※)にも対応。
・料金/大人2500円、子ども1500円
・所要時間/約2時間
・予約/前日までに要予約
※出張教室の詳細は要問合せ

- 陶芸JIN
- 住所:沖縄県与那原町板良敷847-3
- TEL:098-944-3695
- 営業時間:10時~18時(陶芸教室/10時~12時、13時~18時)
- 定休日:不定休 駐車場:あり
- ※黄金釉シーサーのネット購入はしまんちゅ工房へ











